ETERNAL新作

Eternal、今年の始めに処女作の輝光翼戦記 天空のユミナ *1をだしたブランドですがさっそく次回作Nega0 の製作発表をしました。このブランドは処女作にVocal曲を11曲近くを投入したり、発売後もサポートだけのＯＨＰ更新ではなく、声もちゃんと付けたＳＤキャラを軸とする、合計2時間近くの動画を作ったりと、ES(ErogameScape)で高得点をつけて自分達の作品を買わせようとする企業とは違い、しっかりとした創作意欲があるのが分かり個人的にすごい好印象の企業です（ベタ褒めやん）。

私はシナリオライターは常に一定の力を出せるわけではなく、波があり、更には企業の注文によっても実力が上下に修正されるので特に気にしていないのが信条なのです。しかし客観的にこの次回作を他人に勧める場合にあえて言うならば、企画屋 , 七烏未奏ということでしょうか。
二組の分かりやすく代表作を言えば、
企画屋 はDUEL SAVIOR 、パルフェ 〜ショコラ second brew〜 、世界でいちばんNG（だめ）な恋 （丸戸がメイン）、輝光翼戦記 天空のユミナ （このブランドの前作）。
七烏未奏はStarTRain 、フォセット −Cafe au Le Ciel Bleu− ってところでしょうか。

ただココまで褒めましたが当然懸念すべき点も当然あります。前作の戦闘システムとシナリオに大きく関わっていただろう高瀬奈緒文 （代表作：永遠のアセリア）がいないことでしょうか。新作Nega0 の必要スペックをみれば前作のようなSLGやRPGではなく、従来のAVGと同じテキストだけなのが不安点ですね。天空のユミナの最大の長所がその高いゲーム性だったのに、なくなったからです。
まぁそれでも優良企業は応援しますがね！逆に余談になりますが、群青の空を越えてや僕と僕らの夏を送り出し好きだったLig○ｔですが、ESでの工作活動や怒りの日事件、何故自分がこのブランドに自分が引き寄せられていたかを落ち着いて考えてみたら、既に樋口秀樹 （音響）しか残っていないことに気づきました。
くすくすや早狩武志 はもういないんですね・・・
今までありがとう、そしてｒｙ

*1:2009年私的暫定1位（3/25）、且、他人に進めることが出来る作品